News & Topics
レポート
産業科学研究所AMATERAS前にて
写真左から: Dr. KAKIZUKA (OU), Assoc. Prof. ICHIMURA (OU), Assoc. Prof. Bourgne (Sorbonne),
Prof. Kordon (Sorbonne), Prof. Pinna (Sorbonne), Prof. Fourmaux (Sorbonne), Prof. NAGAI (OU), Prof. HASHIMOTO (OU)
2023年5月30日(火)、フランス・ソルボンヌ大学・情報学研究所(LIP6)のFabrice Kordon所長ら4名の研究者が本学に来学されました。ソルボンヌ大学は、2020年に大阪大学と大学間協定を締結しており、LIP6はフランス国立科学研究センター(CNRS)とソルボンヌ大学の共同により設立されたフランスでも最も大きな情報学研究機関のひとつに位置付けられています。
まず初めに産業科学研究所を訪問され、永井健治副所長、垣塚太志特任研究員と面談を行いました。永井副所長が大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング研究部門(Transdimensional Life Imaging Division, Institute for Open and Transdisciplinary Research Initiatives)において開発したトランススケールスコープAMATERASに関する説明を行い、LIP6側から情報学の見地に基づく画像処理技術へのコメントと各種の情報交換が行われました。
意見交換の後、産業科学研究所内に設置されているAMATERASの実機見学を行いながら、市村垂生特任准教授(大阪大学先導的学際研究機構超次元ライフイメージング研究部門)からの詳細な説明が行われ、今後のLIP6との新たな共創の可能性について活発な意見交換が行われました。
続いて、量子情報・量子生命研究センター(QIQB)のアンドリュー・モリソン リサーチ・マネジャーとそれぞれの研究所の情報交換を行いました。能町正治欧州拠点長も同席し、ソルボンヌ大学の情報学の修士課程や本学の交換留学生受け入れプログラムについても情報交換を行い、大学院生を含めた研究者交流の可能性について意見交換しました。
翌日には、データビリティフロンティア機構でもLIP6と長原一教授、中島悠太准教授と懇談が行われるなど、今後、本学の関係研究所とLIP6との新たな研究交流が始まることが期待されます。
写真左から: Assoc. Prof. Morrison (OU), Prof. Pinna (OU), Prof. Kordon (OU), Assoc. Prof. Bourgne (OU), Prof. Fourmaux (OU), Prof. NOMACHI (OU)
<Links>
LIP6: http://lip6.fr
NAGAI Laboratory: https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/bse/index.html
Singularity Biology/Scientific Research on Innovative Area: https://singularity-bio.jp/
Transdimensional Life Imaging Division, Institute for Open and Transdisciplinary Research Initiatives: https://transdimension.otri.osaka-u.ac.jp/index.html
QIQB: https://qiqb.osaka-u.ac.jp/
Institute for Datability Science: https://www.ids.osaka-u.ac.jp/ja/