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Times Higher Education主催のTHE Campus Japan Liveに河原源太理事・副学長がパネリストとして参加しました

Times Higher Educationが主催する世界各地における高等教育の課題と展望を議論するシンポジウムであるTHE Campus Liveが「ポスト・コロナ時代の日本の大学~課題と展望~」をテーマとして、2022年12月13日、14日に慶應義塾大学三田キャンパスにて開催されました。本学からは、河原源太グローバル連携担当理事が「トップパネルセッション:世界規模の課題に対して大学はどのように貢献できるのか」のパネリストとして、国内外の著名人とともに登壇しました。

河原理事が参加したトップパネルセッションは、前英国政府大学・科学担当大臣で現在はキングス・カレッジ・ロンドン及びハーバード大学等にて要職に就くジョー・ジョンソン氏がモデレーターを務め、エディンバラ大学のピーター・マティソン学長、筑波大学のキャロライン・ベントン副学長・理事、慶應義塾大学の土屋大洋常任理事とともに、国際化に対する大学としての動機や財政面での課題を議論した後、現在の地政学上の問題において果たす大学の役割や価値が再確認されました。
河原理事は現代社会において地球規模課題に立ち向かうための国際組織間連携の必要性について述べ、大学連携ネットワークの一例として日本及び英国の12大学によるコンソーシアムであるRENKEI(Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives)について言及しました。

また、駐日英国大使であるジュリア・ロングボトム氏と英国政府の英国科学・研究・イノベーション担当大臣であるジョージ・フリーマン氏による「激変する世界における国際的科学分野の連携強化に向けて」をテーマとした特別講演が行われるとともに、ジョンソン氏からは、自身の共著「もたつく熊と上昇する龍」をもとに、グローバルサイエンス・地政学という文脈でグローバル連携に関する諸課題について基調講演が行われました。

本シンポジウムでは、コロナ禍以降の大きな社会情勢の変化における「大学とは何か」という問いを中心に、2日間にわたり様々な立場から議論が展開されました。

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