グローバルイニシアティブ機構長

深瀬　浩一

世界中で感染が拡大したCOVID-19によるパンデミックを経て、世界は国境を越えた活動を再開しており、本学も新たな時代に向けて国際的なパートナーとの連携を一層強化してまいります。

さて、本機構はこれまで推進してきた重点3事業（グローバルナレッジパートナー、ASEANキャンパス構想、優秀な留学生の受入）をより機能的に実施するため、前身であるグローバルイニシアティブ・センターを発展的に改組し、グローバル連携オフィスと一体的な運営を行う組織として令和３年４月に整備しました。グローバル連携担当理事のもとで企画立案機能を強化し、その施策を本機構においても直接的に実施するとともに、全学展開のための学内関係部局との連携を図り、更なる本学の一体的・組織的なグローバル展開に繋げていきます。

近年、グローバル化が加速化する一方で、感染症や気候変動、生物多様性保全のような地球規模課題の発生により、その矛盾や課題が深刻化することで、一層の国レベルによる相互理解が求められてきており、そのためにも新たな国際交流の在り方を確立していく必要があります。

本機構の各組織がその持ち味を生かしつつ、学内の各部局とも協力を図りながら、グローバル連携に取り組み、その活動内容を学内外に広く周知すべく構成員全員が一丸となって進めていきます。皆様方のご支援をどうかよろしくお願いいたします。

令和６年５月
グローバルイニシアティブ機構長
深瀬　浩一